小西泰聖選手が 葛飾区立原田小学校の全校生徒と保護者の皆さんを対象に、「かたちのない『宝物』」というテーマで講演を行いました。

小西選手は、病気の診断を受け「ラグビーがもうできない」と医者に告げられた過去の経験を振り返り、そこから感じた当たり前だと思っていた日々や仲間、家族、先生とのつながりが、自分にとってどれほど大きな支えであり、原動力になってきたかを語りました。

だからこそ、毎日の行動を大切にすることや、人とのつながりを築き続けることが、未来の自分をつくる大切な力になるのだと伝えてくれました。

講演の最後には、小西選手の鋭いパスを生徒たちの間近で実演し、その迫力に子どもたちは大きな歓声を上げました。

講演後、子どもたちからは「今が当たり前じゃないと感じた」「自分ももっと成長できると信じたい」「感謝って何だろうと考えるきっかけになった」などの声が上がり、スポーツ選手のリアルな話に目を輝かせていました。

保護者の方々からも「家庭で子どもへの声かけを変えてみようと思った」という感想が寄せられ、小西選手の言葉が大人にとっても多くの気づきを与えたようです。

今回の講演が、子どもたちにとって"かたちのない宝物"を見つけるきっかけとなり、これからの日々を大切に過ごす力につながることを願っています。