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【試合の見どころ】成長の証を示すとき(2024-25シーズン第18節三菱重工相模原ダイナボアーズ戦)
成長の証を示すとき
(2024-25シーズン 第18節 三菱重工相模原ダイナボアーズ戦)
◇NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25シーズン
◇浦安DR×相模原DB(2025年5月9日@東京・秩父宮ラグビー場)
NTTジャパンラグビー リーグワンのリーグ戦は、いよいよ最終節(第18節)を迎える。
浦安D-Rocks(浦安DR)は、秩父宮で行われる金曜ナイターで三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)を迎え撃つ。
12位の浦安DRはすでにディビジョン2(D2)との入替戦出場が決定している。一方の相模原DBは、プレーオフ進出にも入替戦出場にも関わらない暫定9位であり、この浦安DR戦が今季の最終戦となる。
浦安DRにとって、相模原DBは今季開幕戦で対戦し、ディビジョン1(D1)参戦後初の黒星を喫した相手だ。
今季の成長を示す意味でも、ここで勝利を奪いたい。何より、2週間後の5月24日(土)に始まる入替戦へ向け、今季3勝目を挙げて勢いをつけたいところだ。
その開幕戦から16試合連続で出場を続けてきたのが、スクラムハーフの橋本法史(はしもと・のりふみ)。
熊本西高から東海大へと進んだ攻撃的な9番で、テンポアップはもちろん、ランやキックにも秀でる。開幕戦では、田村熙の脳しんとうにより急きょウイングとして出場したが、そのスキルを活かしてチャンスメイクする場面も見られた。
今節は『RockStars』(ノンゲームメンバー)としてチームを支える橋本だが、2度目の対戦となる相模原DBの攻撃力には警戒感を抱いている。
「(相模原DBは)チーム全体として勢いがある印象です。バックス目線で見ると、バックスに攻撃力がありますね。外国人選手を中心に決定力があり、フィジカルが強いイメージです。センターも身体が強いですし、両ウイングのホネティ選手やジョアペ・ナコ選手も警戒が必要です」(橋本)
迎え撃つ浦安DRは、フレッシュな選手を先発メンバーに加えて最終節に臨む。帝京大からアーリーエントリーしたPR梅田海星がリーグ初先発を果たすのだ。
さらに、橋本のポジションであるスクラムハーフのリザーブには、筑波大学出身のルーキー白栄拓也が名を連ねた。橋本は、先月行われた東芝ブレイブルーパス東京とのトレーニングマッチ(40-38で勝利)で見せた白栄のプレーを高く評価し、出場にふさわしいと語った。
「東芝戦ではエッグ(白栄のニックネーム)がすごく良かったです。もちろん自分も試合には出たい気持ちはありますが、エッグは良いキャラしてますし、頑張っている選手なので期待しています」
ルーキーたちもそれぞれに成長を重ねてきた。リーグ最終戦の今こそ日々の努力の成果を示したい。
橋本が注目する選手は他にもいる。
「シファですね」
こちらも今季初スタメンとなるWTBリサラ・シオシファ。花園大学出身の31歳は、ピッチ上で活躍すればチーム全体が盛り上がるという貴重な存在だ。
「シファがスタメンに戻ってきました。シファが活躍するとチームが盛り上がるところがあるんですよね(笑)。相手のバックスリーには勢いがありますが、そこに対してシファがどんなプレーをして、どんな勢いをチームにもたらしてくれるか、楽しみにしています。イジー(イズラエル・フォラウ)もリザーブに入っているので、後半にかけて火力がさらに高まる展開になるんじゃないかと思います」
リーグ戦におけるホストゲームは今季最後。金曜ナイターで、浦安DRは成長の証を示し、入替戦へ向けて力強く前進できるか。
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