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【試合の見どころ】D1躍進を期するもの同士(2024-25プレシーズンマッチ第3戦 三重H戦)
D1躍進を期するもの同士
◇浦安DR×三重H(2024年11月9日@浦安Dパーク)
12月22日(日)の開幕戦まで、あと約6週間。
トライ&エラーを重ねながら完成度を高めたいプレシーズンマッチは3戦目を迎える。
創設3年目にして最高峰ディビジョン(D1)に初参戦する浦安D-Rocks(浦安DR)。
本拠地・浦安Dパークに今週迎える相手は、D1の三重ホンダヒート(三重H)。
2季前は共にディビジョン2(D2)で競り合っていたが、2024年度は共にD1で躍進を期するチームとして、再会を果たす。2季前にプレイヤーだったグレイグ・レイドローは指揮官になった。
また、その2季前の2022年度シーズンで、早稲田大学在学中ながらアーリーエントリーでリーグデビュー(D2第5節釜石SW戦)したのが、2年目の小西泰聖だ。
実質1年目だった昨季は、14試合にメンバー入りするフル稼働でD1昇格に貢献。その後、今夏は菅平に上り、主将として花園準優勝を果たした母校・桐蔭学園のスポットコーチに。高校7人制全国大会における5年振り2度目の優勝に寄与した。
すでに指導の才も見込まれている小西は、先週のプレシーズンマッチ第2戦(S東京ベイ戦)をこう振り返った。
「プレシーズンマッチ初戦(東京SG戦)での課題はペナルティの数で、そこは先週の試合(スピアーズ戦)もテーマの一つでした。ペナルティの数は減りましたが、自分たちで防げるペナルティはまだあるので、そこは改善点として残りました」
S東京ベイ戦で目立った反則はオフサイド。
キック合戦におけるオフサイドにおいては、ルールの改正で厳格化の方向。今季はより気を付けなければならないポイントだ。
「今週の三重H戦でも、ラインオフサイド、キックオフサイドは意識しています」
ペナルティの数は今週もフォーカスする。その一方で、アタックは先週、能率的かつ効果的だったという。
「ボールを動かすべきところで動かす部分――アタックする時間、場所の選び方が、スピアーズ戦は良かったです」
またディフェンスも粘り強かったという評価だ。
「確かに(守備)システムが機能しなかった場面もありました。でも、アタックが有利なラリー形式のこのスポーツにおいて完璧なディフェンスは難しいので、いかにタフに戻って守り切れるかというところで言いえば『守り切った』という認識です」
不格好でもいい。がむしゃらに伸ばした腕で、手で、指先で失点を防げばそれは守り切ったことになる。S東京ベイ戦はそんな粘り強さが目立った。
迎える三重H戦では、後半メンバーに名を連ねた小西。注目してほしいプレイヤーを訊ねられると、4つのポジションを挙げた。
「(三重H戦の)キーは6、7、10、12番になると思っています。フォワードはマカ(FLブロディ・マカスケル)とダイシ(FL小嶋大士)。コンタクトの回数だったと思いますが、二人とも常に数字で上位にいる2人で、引き続きキーマンだと思います」
小西と同じバックスからはこの2人を挙げた。
「バックスではヒカルさん(田村熙)とオーツ(オテレ・ブラック)。10、12番はどちらもプレーメーカーの役割があって、どちらも10番の位置に入ってプレーできます。2人ともボールキャリーも魅力です」
そして土曜日はスクラムバトルも注目だ。
三重Hには昨季まで浦安DRのスクラムを強化してきた斉藤展士アシスタントコーチがいる。選手からコーチとなった浅原拓真アシスタントコーチにとっては格好の腕試しだ。
スクラムは東京SG戦でも、先週のS東京ベイ戦においても力強かった。スクラムハーフとして8対8を間近で見てきた小西は、フロントローの選手層に太鼓判を押す。
「今週先発するフロントローはジョンス(PR梁正秀)、りゅうじさん(HO藤村琉士)、りょむさん(PR金廉)。ナベ(鍋島秀源)も帰ってきて後半メンバーに入りました。スクラムは誰が組んでも強いです」
見どころは満載。いざ浦安で腕試しだ。
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