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2024.07.14
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【マッチレポート】リポビタンDチャレンジカップ2024 日本代表vsジョージア代表

JAPAN XVが歴史的勝利を収めた夜から1週間の時を経て、宮城県仙台市にあるユアテックスタジアム仙台に日本代表のメンバーは集まった。
約16,000人の観客が来場する中始まったジョージア代表戦は会心の超速ラグビーが展開された。
開始2分で右隅に14番 ジョネ・ナイカブラ選手(東芝ブレイブルーパス東京)がトライ。まさに超速ラグビーを体現したようなアタックであった。

だが、その後はジョージア代表のフィジカルに中々思ったような攻撃が続かない。そんな中ブレイクダウンでのプレーが危険とみなされ、イエローカードをもらい14人と数的不利に。
その後、ジョージア代表を象徴とするプレーの1つでもあるモールで被トライをあびる。
日本代表もペナルティゴールなどで追加得点を収めながら一進一退の攻防が繰り広げられる。

ここで先ほどのイエローカードがレッドカード認定に変わる。
勢いも含めジョージア代表が優位に試合を運ぶように見える中で追加得点を許し、13-18と5点のビハインドのまま前半が終了した。

後半16分、日本代表がペナルティゴールを成功させ、2点差まで追い詰める。
24分には数的不利がありながらも得意とするテンポのいいアタックを見せ、11番 長田智希選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)がトライを決め逆転。
そこから約10分間は前半同様にジョージア代表の分厚い壁に阻まれ、思うようなアタックができない時間が続く。
そして、32分にはさらにイエローカードをもらい13人となってしまう。
その直後にはジョージア代表にトライを奪われてしまい同点。そして、コンバージョンキックも成功し逆転を許してしまった。

日本代表も数的不利の中、超速ラグビーを体現する場面や、「スクラム大国」と言われるジョージア代表に対してスクラムでペナルティを奪うなど、幾度なく諦めない姿勢を見せたが、わずか2点差を埋めれず惜敗となった。

 
【エディ・ジョーンズHC 記者会見コメント】

試合の結果は非常にくやしくがっかりしているが、まずはジョージアの選手たちにおめでとうと伝えたい。彼らはやるべきことをして勝ちを得たと思っている。
試合の60分間を14人で戦うのは非常に難しいし、最後の10分に関してはさらに1人少ない状況にもなったが、その部分などに力不足を感じた。
しかし、選手の努力は誇りに思っている。後半のスコアは勝っていたし、今後の糧となる大きな学びだったと感じている。
14人になったことでディフェンスが崩れ落ち着きを取り戻せなかったことが敗因と感じる。その間にポイントを取られたことがよくなったと思う。
しかし、選手が見せた努力は非常に誇りに思っている。

【3番 竹内柊平 選手コメント】

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今日の総括をお願いします。

「チームとしては、勝敗がすべてと感じている。負けたことがすべて。個人としては、スクラム大国の国に対して組み合えたことは非常に良かったと感じている。もっと大事なシーンでペナルティを取れたと感じるし、相手ボールの時にもっとプレッシャーを与えられたと感じている。」

ジョージア代表の印象はどうでしたか?

「本当にフィジカルが強いチームと感じた。自分自身フィジカルは強みであると自信を持っていたが、通用しない場面が多くあった。でも、強いが故にこの戦いが非常に楽しくも感じた。このレベルでやれていることにわくわくしていた。」

スクラムについて他の代表国と何が違いましたか?

「全然違う。自分たちのスタイルをよく理解してるなと感じたし、自分たちのプライドも感じていた。今までにない対応をされたので非常に勉強になった。ただ、自分たちも自分たちのスタイルを信じてやることで後半修正でき、いいスクラムが組めたと感じている。また、個人的にも非常に自信にもなった。ジョージア代表と戦うことがわかっていた時から、この試合に対する気持ちは非常に高かった。相手スクラムもペナルティを取れたしマイボールスクラムも100%だった結果は素直に嬉しい。前半の時に相手ボールスクラム時にもっとプレッシャーをかけられていたら試合の結果にも結び付いたと感じているので、イタリア戦に向け修正して頑張りたい。」

エディ・ジョーンズHCからはどのような評価を受けていますか?

「スクラムとフィールドプレー(ランやアタック)などは評価いただいている。ボールを持っていないときの動きがまだまだ課題だと言われていて、自分でも課題とは認識しているので、今の強みは活かしながら今後伸ばしていきたいと思う。」


【12番 サミソニ・トゥア 選手コメント】

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今日の総括をお願いします。

「チームとしてカード(イエローもレッドも)出たが、人数が少ない状態でも勝てる試合と思った。しかし、結果としては負けてしまったので、切り替えてイタリア戦で勝てるよう良いの準備をしていきたい。個人としては前半はあまり自分の強みが出せずにいたが、後半で修正でき、ボールキャリーの部分でもうまくいった。次の試合では前半から自分の強みを出していきたい。」

ジョージア代表はどういうチームと感じましたか?

「非常にフィジカルが強くタフなチームと感じた。2回戦ったマオリ・オールブラックスとは違いとにかくフィジカルが強いチームだった。」

エディ・ジョーンズHCからはどのような評価を受けていますか?

「とにかくどんどんボールを持ってスクエアに前に出ることを評価されていると思うし、ボールを持ってペネトレイトしていけと言われている。試合前にもよく話しかけてくれるが、とにかく真っ直ぐ行けと。あとはオフ・ザ・ボール(ボールを持っていない時)の動きとディフェンスをしっかり頑張れということも言われている。イタリア戦に向け、そこも修正していきながら頑張っていきたい。」

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