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"部活動改革"に向けた新たな取り組みについて
いつも浦安D-Rocksへあたたかいご声援をいただき誠にありがとうございます。
浦安D-Rocksでは、クラブのビジョンの1つである「社会に変化をもたらすクラブ」の実現に向け、地域の皆様と連携し日本スポーツ界が大きく関わる「部活動改革」※1の課題解決に全力で挑み続けております。
以下、実施した活動や進めている取り組みをお知らせいたします。
※1.子どもたちのスポーツ環境をより充実させるとともに持続可能なものにしていくために学校教員の負担軽減や地域スポーツの発展を目的とした政策です。この改革では、学校内で完結していた部活動を地域単位に広げ、子どもたちがより良いスポーツ環境で活動できる仕組みの構築を行う取り組みです。
つくば市へのコーディネーター協力
浦安D-Rocksは、つくばエリアでのラグビーアカデミー運営※2を支援していることから、つくば市における部活動の地域移行に協力しています。
主に学校と地域の連携を円滑に進めるコーディネーターの一員として活動を支援しています。
この取り組みには、地域課題の解決だけでなく、選手自身のキャリア形成という目的もあります。活動を通じて地域課題への理解を深め、アスリートとして課題解決に取り組む機会を広げるとともに、地域貢献できる人材の育成を目指します。
※2.(参考)「UTRラグビーアカデミー supported by D-Rocks」開校について | URAYASU D-Rocks
地域クラブ活動指導者講習の開催
2024年12月15日、千葉県教育庁保健体育課の依頼を受け、部活動の地域移行に向けた環境整備事業として地域クラブ活動指導者講習を実施しました。
午前は、ジュニアチームの練習見学および指導の意図を詳しく解説。参加者からは活発な質問が寄せられ、熱心な意見交換が行われました。
午後には、グレイグ・レイドローと大内(D-Rocksジュニアコーチ)が登壇し、コーチング理論や実践例について語るトークセッションとワークショップを実施しました。
ラグビー以外の競技指導者も多数参加し、競技を超えた知見を共有する場となりました。
千葉県教育庁教育振興部保健体育課 コメント
「千葉県では、各市町村における中学校部活動の地域移行を支援する環境整備事業の一環として、千葉県地域クラブ活動等指導者人材バンク「ちばクラサポ」を設置し、地域クラブ活動等で指導してくれる方を募集する取組を行っています。併せて、地域移行に伴い立ち上げられた地域クラブ活動での指導者や、これから指導者を目指す方を対象にした、指導者講習会を開催しています。
今回は、浦安D-Rocks様に全面的な御協力をいただき、中学生年代からトップチームまでの一貫した選手育成の理念や手法を学ぶ講習会を開催することができました。
実際のジュニアチームへの指導の参観やグレイグ・レイドローヘッドコーチやジュニアチームの大内コーチのクロストークから、コーチが指導する上で大事にしているポイントや練習の工夫等を詳しく解説いただきました。これにより、指導者に必要な汎用的なコーチングの方法や考え方を深く学ぶ機会となりました。
参加者からは、「答えを出さないで選手に考えさせることが大事だと感じた」「実際の指導現場を見学でき、大変勉強になった」「指導においては細かく指導しすぎないこと、声かけや失敗を許容することを心がけたい」など、多くの学びや反響がアンケートに見られました。
参加者の満足度が100%という充実した講習会となり、浦安D-Rocksの皆様には心より感謝申し上げます。
千葉県では、引き続き指導者の確保と指導力の向上に向けて、外部団体等と連携しながら環境整備を推進してまいります。」
浦安D-Rocksは、部活動改革の支援を通じ、地域社会深く関わりながら、スポーツの可能性を広げる取り組み、及び課題解決に貢献する活動を今後も継続していきます。