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2025-26シーズンD1/D2入替戦 第2戦「ディビジョン1残留決定 ― 夢の島で入替戦を制す」

舞台は夢の島競技場。快晴の空の下、熱中症も心配されるほどの強い日差しが照りつける中、多くの観客がスタンドに足を運んだ。

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第1戦を37-15で制した浦安D-Rocks(以下、浦安DR)は、22点のリードを持ってこの一戦に臨む。数字の上では大きなアドバンテージがあるものの、入替戦に油断は許されない。相手は同じく清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)。前節でもあらゆる角度からトライを狙ってくるアタックと、食らいつくように前へ出るディフェンスで粘り強さを見せた相手だけに、この第2戦も気を抜くことができない相手だ。

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浦安DRに求められるのは、ただ残留を決めることだけではない。ホームのファンの前で、来シーズンへつながる姿を示せるか。ディビジョン1で戦い続けるチームとして、自分たちのラグビーをやり切れるか。強い日差しと大きな期待の中、勝負の80分が始まった。

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試合は江東BSのキックでスタート。序盤から江東BSが積極的に攻め、浦安DRは自陣に釘付けにされる展開となるが、固いディフェンスでトライは許さない。

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安定したセットプレーからペナルティを獲得し、浦安DRは徐々に敵陣へと進める。9分、敵陣ゴール前5mで獲得したラインアウトから安定したモールを組むと、外へ展開。

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山中亮平選手が相手選手を引き付けながら石井魁選手へつなぐと、石井魁選手がトライを決めた。端からの難しいコンバージョンキックも、オテレ・ブラック選手が冷静に沈め、7-0と先制に成功した。

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17分、敵陣ゴール前で獲得したペナルティから、タマティ・イオアネ選手がタップキックで素早く再開。中央に寄ったディフェンスを見て外へボールを展開すると、サム・ケレビ選手から安田卓平選手を経由し、最後はヤスパー・ヴィーセ選手へ。ヤスパー・ヴィーセ選手が相手ディフェンスを引きずりながらトライゾーンへ飛び込み、14-0とリードを広げた。

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このまま流れに乗って攻め立てたいところだったが、22分に江東BSにトライを返され、14-7。

トライを取られても攻撃の手を休めない浦安DRは24分、敵陣22mのラインアウトからバックスへ展開。サム・ケレビ選手が力強い突破でディフェンスラインを下げると、続くヤスパー・ヴィーセ選手、小嶋大士選手がゲインを取ってゴール前に迫る。そこからバックスへ展開すると、テンポの良いパスワークでつなぎ、最後は石井魁選手がボールを受け取ってトライゾーンへ飛び込んだ。21-7。

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28分、江東BSは浦安DRのディフェンスが前に出てきたところを見て、パントキックを選択する。しかし、カバーに走っていた飯沼蓮選手が相手のキャッチを阻止し、すぐさま安田卓平選手へつなぐ。安田卓平選手がステップで相手ディフェンスを華麗にかわして裏へ抜け出し、一気に敵陣22mまで入り込むと、サポートに走っていた山中亮平選手へボールをつなぎ、そのままトライ。28-7とさらに点差を広げた。

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34分、22mラインアウトからバックスへ展開すると、サム・ケレビ選手が相手選手を吹き飛ばしながら石井魁選手へつなぐ。石井魁選手がこの日3本目となるトライを決め、35-7。

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ハーフタイム直前に江東BSにトライを許し、35-12となる。

しかし40分、浦安DRは獲得したペナルティからラインアウトを選択し、ゴール前でチャンスを作る。ラインアウトのトリックプレーで、リフトされた選手がすぐさまスロワーである大本峻士選手へボールを返すと、大本峻士選手がそのままトライを決めた。40-12でハーフタイムを迎える。

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ディフェンスが揃わず突破されるシーンはあったものの、浦安DRは非常に集中したアタックを継続できていた。後半もこのまま相手に攻めるいとまを与えず、攻撃し続けることが勝利への近道となった。

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後半開始からは、激しい陣取り合戦が繰り広げられる。しかし互いにミスが目立ち、なかなか得点には至らない。先に試合を動かしたのは浦安DR。

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後半17分、敵陣ゴール前5mでラインアウトを獲得。フォワードで近場を攻めると、ラックから飯沼蓮選手が素早く持ち出し、そのままトライを決めた。47-12。

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後半20分、サム・ケレビ選手が自陣22mでスティールに成功すると、マナアキ・セルビー リキット選手へボールを渡す。すぐさま立ち上がったサム・ケレビ選手が再びボールを受け取り、一気に敵陣22mへ入り込むと、サポートに走った飯沼蓮選手へ。飯沼蓮選手が相手をハンドオフで振り切り、トライを決めた。52-12。

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24分に江東BSにトライを奪われ、52-19となる。

28分、浦安DRはハーフライン付近のスクラムアタックから松本壮馬選手が鋭い角度で走り込みディフェンスを切り裂き、一気に敵陣へ踏み込む。すぐさま外へ展開すると、ヤスパー・ヴィーセ選手がタックルを受けながらサム・ケレビ選手へつなぎ、最後は石井魁選手がボールを受け取ってトライ。57-19とした。

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その後スコアは動かず、浦安DRがこの点差を守り切ってフルタイムを迎えた。

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第1戦に続き、第2戦も大きく突き放した浦安DR。第1戦のリードを受けて迎えた第2戦だったが、守りに入ることなく、D-Rockersの前で攻め続けたことには大きな意味がある。
前半からトライを重ね、後半も追加点を奪い切った姿は、来シーズンへ向けた前向きな材料となった。

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長いシーズンを戦い抜いた浦安DR。
昨季から順位を一つ上げ、少しずつでも確かに前進している。

シーズン終盤に勝利を重ね、入替戦でも守りに入らず攻め切った姿は、ラウンツリーヘッドコーチ体制のもとで積み重ねてきたものが、確かに形になり始めていることを示している。

もちろん、課題はまだまだ多くある。アタック、ディフェンスともに80分間同じ規律を持って試合をし続けることが重要であるが、今季は80分の中で波があり、試合の流れを手放して大きく崩れる試合も多くあった。

間違いなくポテンシャルはある。あとはラウンツリーヘッドコーチのもとで、どれだけチームが一体となり、ディテールにこだわっていけるか。そこが来シーズン、飛躍できるかどうかのキーになるだろう。

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それでも、最後にホームのファンの前で勝利を届け、シーズンを締めくくれたことは素直に喜びたい。苦しみながらも前へ進んだ一年。その先にある来シーズン、浦安DRはさらに成長した姿を見せてくれるはずだ。

「不屈の集団」を目指して、ここからまた新しい一歩を踏み出す。

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文 = 小泉将 写真=小野大介