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2025-26シーズンD1/D2入替戦 第1戦「重圧の初戦を制す ― 夢の島で江東BSに先勝」

入替戦初戦となる舞台は、江東区夢の島競技場。浦安D-Rocks(以下、浦安DR)が対戦するのは、清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)だ。江東BSはディビジョン2で強豪・近鉄花園ライナーズとの激戦を制し、2位で入替戦進出をつかみ取った。初の入替戦とはいえ、その座は勢いではなく実力でもぎ取ったもの。浦安DRにとって、決して油断できない相手である。

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一方の浦安DRは、シーズン中盤に調子を落とし苦しい時間を過ごしたものの、リーグ戦最後の2試合を連勝で締めた。ここでその流れを途切れさせず、ホスト&ビジターで行われる2戦を勝ち切り、ディビジョン1残留を果たしたい。来季へつなげるためにも、この初戦の意味は大きい。

奇しくも、入替戦の2試合はいずれも江東区夢の島競技場での開催となる。今節は江東BSのホストゲームという位置づけであり、江東BSにとって初の入替戦ということもあって、会場は満員の観客で埋まった。
独特の熱気と緊張感が漂う中、浦安DRがこの雰囲気にのまれず、自分たちのラグビーを出し切れるか。残留を懸けた勝負の80分が始まろうとしていた。

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試合は江東BSのキックオフでスタート。風が強く吹く中、両チームともキックを使って陣地を取りにいく展開となる。開始2分、江東BSが裏に転がしたキックをうまく拾い、そのままトライまで運ぶ。0-5。

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浦安DRにとって重い立ち上がりとなった。それでも浦安DRは丁寧にアタックを重ねる。6分、獲得したペナルティからゴールを狙うと、田村煕選手がきっちりと決めて3-5。早い時間帯で点差を詰めた。

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その後は、リスクを取った江東BSのアタックに苦しめられ、なかなか敵陣へ進めない時間が続く。それでも浦安DRは集中力の高いディフェンスを重ね、トライは許さない。

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得点が動かないまま、時間だけが過ぎていった。試合を次に動かしたのは江東BS。35分、ペナルティゴールを決められ、3-10と点差を広げられる。

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しかし38分、浦安DRもペナルティキックを獲得。これを田村煕選手が再び冷静に沈め、6-10。

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一進一退の攻防が続いたまま、前半はこのスコアでハーフタイムを迎えた。エリアマネジメントの観点では、キックを使ってうまく攻め込むシーンも見られた。一方で、再獲得までつなげる場面は多くなく、有効打にはなり切らない。

さらにラインアウトの精度も安定せず、ここで攻撃が止まってしまう場面が目立った。接点での攻防では優勢に見える時間もあっただけに、後半はより積極的に仕掛けなければ、江東BSのスローテンポな試合運びに巻き込まれてしまう。浦安DRにとって、後半の入り方が大きなポイントとなった。

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後半開始から、浦安DRは果敢に攻め込み、敵陣でペナルティを獲得するとペナルティゴールを狙う。田村煕選手がこの日3本目のキックを決め、9-10。1点差まで迫る。

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後半15分、飯沼蓮選手がセンターライン付近から高くボールを上げると、松本壮馬選手がしっかりと再獲得。そこから速攻を仕掛け、何度かラックを作りフェーズを重ねると、ディフェンスの裏を突いた飯沼蓮選手が自らボールを持ち出し、一気に裏へ抜け出す。

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サポートに走っていたヤスパー・ヴィーセ選手がボールを受け取り、そのままトライ。16-10と逆転に成功した。

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しかし後半25分、江東BSにトライを許し、16-15。再び1点差に迫られる。
それでも後半30分、浦安DRは敵陣ゴール前5mでセンタースクラムを獲得。

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ヤスパー・ヴィーセ選手がスクラムからそのままボールを持ち出すと、相手をものともしない前進でそのままトライゾーンへ飛び込む。23-15。終盤に向けて、浦安DRが再びプレッシャーをかけた。

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後半36分、ラインアウトから出たボールを、オテレ・ブラック選手が受け取り相手をうまく引き付ける。
インサイドから鋭く走り込んだ小西泰聖選手がディフェンスラインを抜き去る。何度かフェーズを重ね、江東BSのディフェンスが前に出た瞬間を見逃さず、オテレ・ブラック選手が裏のスペースへボールをキックで転がすと、ルテル・ラウララ選手がトライゾーンで飛び込み、しっかりとボールを押さえた。30-15。

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一気に点差を広げる大きなトライとなった。

ラストワンプレー、浦安DRは相手ボールのスクラムを押し込み、ペナルティを獲得。試合終了のホーンが鳴るも、ここでプレーを切らず、そのまま攻撃を続ける。

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後半43分、敵陣ゴール前5mのラインアウトからフォワードでフェーズを重ねる。最後は飯沼蓮選手が、相手の目線がラックから外れた一瞬を見逃さず、自ら持ち出してトライゾーンへ飛び込んだ。37-15。

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ここで試合終了のホイッスルが鳴り、フルタイムとなった。

試合後にスコアだけを見れば、浦安DRが大きく突き放したようにも映る。

しかし、この点差だけで安心できる状況ではなく、次の試合も一切の油断はできない。入替戦という独特の雰囲気だからこその難しさが、随所に見えた一戦だった。

江東BSの前に出るディフェンスにプレッシャーを受けてしまい、なかなかスコアを動かせない時間も長かった。一度相手のテンポに引き込まれると、浦安DRのアタックのリズムが落ち、試合全体が重くなる怖さもあった。

それでも最後まで我慢を続け、終盤に追加点を奪い切れたことは、次戦に向けても意味のある結果となった。セットプレーの精度とボールの継続性を高めることができれば、より高い精度で自分たちのやりたいラグビーを表現できるはずだ。

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入替戦は何が起きるかわからない。

この結果に安心するのではなく、相手が次戦でさらに高いパフォーマンスを出してくることを想定して戦う必要がある。最後の最後まで自分たちのラグビーをやり切る。

ラスト一戦は、浦安DRにとってホストゲームとなる。

D-Rockersの前で、その覚悟を結果で示したい。

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文 = 小泉将 写真=小野大介